東京国際映画祭で男優賞＆脚本賞をW受賞したフィリピンの映画です。
「ミスコンの女王」と称されたトランスジェンダーのトリシャ・エチェバリアの人生を笑いと涙を交えた映画です。
その無料視聴の方法とあらすじや内容について紹介します。
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映画「ダイ・ビューティフル」を無料で観るには？
この素敵おじさま方4人をラスベガスで観るだけでも胸が躍ります！
今「ダイ・ビューティフル」を観ることができる動画視聴サービスは次の通りです。
主要の動画配信サービスで、映画「ダイ・ビューティフル」が配信されているかどうかをチェックしてみました！
動画配信サービス状況の比較一覧
| 配信サービス名 | 配信状況 | 特徴 |
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◎ |
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× |
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△ |
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まとめ
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・退会は簡単であるが、31日をまたぐと料金が発生する
・お試し期間でも有料コンテンツをポイント利用して観ることができる
・家族や友人とアカウントシェアして観ることができる
無料アップロードサイトから観てもいい？
Dailymotionやパンドラの利用で違法となる場合があります。
人が作ったものには、上手下手に関わらず著作権が発生し、ダウンロードにおける過程でウイルスに感染してしまう可能性があります。
また、著作権を作成者に許可を取らずに使用したことで罰則になる場合があります。
また、個人的な意見として申しますと・・・
自分が良いと思う作品については、俳優さんは勿論政策にかかわった人たちへのメッセージとして正当に購入＆視聴数として評価していかないといけないと個人的に考えいます。
私たちが今後もいい作品を見続けることができるために、正規の動画配信サイトもしくはレンタルして観ましょう。
正規かどうかはこのマークが目印です。
詳しくはこちらにも記載しています。
https://www.aroundtheworldorchestra.com/ihosaite-727
さぁ！次からはいよいよ内容について触れていきます！
映画「ダイ・ビューティフル」のあらすじ
トランスジェンダーであることでトリシャは家族から特に父から大反対にあい絶縁してしまいます。
それでも整形を繰り返しながら女性としての自分らしさを貫きながら生きた男性の物語。
途中、恋愛があったり性的なマイノリティが故の悩みがありつつも前進し続けます。
身寄りのない娘を一人で育て上げ、娘の励ましの末に、ついにミスコン女王に輝いたにもかかわらず授賞式での突然の死でした。
そんな彼女の遺言は、葬儀までの七日間の死化粧への注文でした。
彼女の注文である”顔”はビヨンセ、ジュリア・ロバーツ、レディ・ガガと多種多様。
日替わりで海外セレブメイクを施され、トリシャと関わりのあった人々がトリシャの葬儀に訪れつつ皆で思い出を回想する映画です。
映画「ダイ・ビューティフル」を無料で観るには？
今世界中で関心が集められているLGBT。
日本よりフィリピンの方がLGBT者向けのミスコンがあったり、
ゲイが養子を引き取ることができたりと、国として理解や認知が進んでいる印象でした。
普段の日常でなかなか考えないこと、感じることがないこと感情の新しい部分に訴求してきます。
登録方法は合わせてお読みください。
解約について心配な方はこちらも。
映画「ダイ・ビューティフル」は実話だった？
結論からいうと、この作品に基づいた話はありません。
しかし、この作品のきっかけとなった事件がありました。
フィリピンでトランスジェンダーの女性（男性か表記に迷います）が米兵に殺されたジェニファー・ロード事件です。
その事件の米兵への判決は非常に軽いものであり、裁判の様子は3時間にもわたってフィリピンの注目となっていたようです。
この事件では、SNS上がひどい言葉で溢れかえりました。
フィリピン語で「オカマ」に相当する、あるスラングを使って「こいつは化け物だから殺されて当然だ」「社会のクズだ」といった言葉たちです。
米兵ではなく、女性側に対する非難の多さに監督は驚きました。
フィリピンはカトリックの影響が強く、保守的な社会なんだそうです。（意外でした）
孤児を引き取って育てたり、自分の望んだ姿で葬式をすることに親から反対されたりといった内容は、実際にトランスジェンダーの人々に取材をして聞いた話を元にしているそうです。
映画公開後人々の反応はすごく変わったと思います。
ジェニファー・ロード事件の時に差別的な発言をしていた人が、公開後はトランスジェンダーに対して理解ある発言をするようになったこともありました。
ジュン・ロブレス・ラナ監督
実際のトランスジェンダーの人たちの苦悩を描きいていたことから一般の人にも認知が広まったようですね。
映画「ダイ・ビューティフル」の感想。ネタバレあり！
1.フィリピンと日本との習慣について
フィリピンの習慣に驚きました。
日本では通夜から葬式まで遺体安置の期間は長くて4.5日ですよね。
フィリピンは1週間通して葬儀があるんですね！
日本より暑いのに・・・と思いましたが調べてみました！
フィリピンはご遺体周辺を薬品漬けにして安置しておくようです。
しかし、その間貧しい家庭は薬品代を出せないのでご遺体から腐敗臭がすることもあるそうです。
ご遺体周囲に絶えず人がいて、ご遺体周辺でずっとギャンブルをするそうです。
ぎゃ、ギャンブル・・・国営ギャンブル以外は葬儀の際のみフィリピンではギャンブルが認められているためその日に無関係の人も混ざってギャンブルに興じるそうです。
そして更に、ギャンブルをしたいがために葬儀を伸ばすこともあるそうです(驚
2.トランスジェンダーとしての苦悩・恋愛について
タイやフィリピンってLGBTの認知度が高くて世間も当然のように受け入れているイメージがありませんでしたか？
私はそういうイメージでいたんですが、キリスト教徒ならではの厳格なしきたりがあり、身体に性転換手術としてメスを入れるのはNGだとか。
なので、オフィシャルにLGBTの人たちを差別することができる（ダメですよもちろん）んですね。
しかし、この事情を逆手にとったキャッチコピーがすごい。
神様、あなたのおくりものを素敵にしました
それは身体以外にも、メイクや考え方色々な意味が含まれているんですね。
作中では、彼女(彼）の好きになった相手が過去自分に乱暴した相手だったり、その相手が自分を好きになったりと複雑です。
3.娘とのやりとりで主人公の成長と葛藤がうかがえる
娘とのやりとりにより「？！」な部分が多くありました。
なぜ、無理やりミスコンに娘を出場させたいのかな、と。
フィリピンは美しさこそすべてという世間的な風潮があるそうです。
自分が苦労してききたからこそ娘には、絶対的権力（美しさ）を兼ね備えて欲しかったんでしょうか。
映画「ダイ・ビューティフル」を通してフィリピン社会でカミングアウトが増えている事実。
主演のパオロ・バレステレス。
彼は人気のテレビ司会者なのですが、本作の公開後にSNSにより自分がゲイであるとカミングアウトしました。
監督も知らなかったとのこと！
そして、この映画でフィリピン版ざわちんと言われるくらいたくさんのメイクをしていますので彼のSNSもチェックしてみましょう。
それに対してファンや映画界からは、たくさんの応援の声があがったとのこと。
本作に参加しているエキストラのトランスジェンダー役の人たちも、ほぼ全員がゲイであることを明かしています。
そしてまさかの監督ご自身もゲイでした。
フィリピンでは許可されていない為アメリカで結婚式を挙げたとか。
魅力あふれる一人の主人公を描いたダイ・ビューティフル。
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