
対人恐怖症の人気冒険小説家、アレクサンドラ(ジョディ・フォスター)は何年も自宅に引きこもって暮らしていました。
彼女は新しい小説のネタをネット検索していて、孤島で暮らす海洋生物学者(ジェラルド・バトラー)の記事に目をとめます。
彼に協力を求めるつもりが、ある日彼の娘のニム(アビゲイル・ブレスリン)からSOSのメールが届き……。
もう一度ジョディ・フォスターの演技を観てみませんか?
映画「幸せの1ページ」
概要
日本公開日:2008年9月6日
監督:ジェニファー・フラケット、マーク・レビン
出演:ジョディ・フォスター、アビゲイル・ブレスリン、ジェラルド・バトラー
あらすじ(ネタバレ無し)
アレクサンドラ・ローバー(ジョディ・フォスター)は人気の冒険小説家ですが、彼女は対人恐怖症で極度の潔癖症、さらに引きこもりという、小説の中に登場する冒険家アレックス・ローバー(ジェラルド・バトラー)とは正反対の性格です。
そんな彼女は新作の執筆に行き詰まり、インターネット上で題材を探していたいたところ、南の島に住む海洋生物学者ジャック・ルソー(ジェラルド・バトラー)の記事に興味を持ちます。
アレクサンドラはジャックに協力を求めるつもりでしたが、ある日、ジャックの娘ニムから助けを求めるメールが届くのでした。
感想
『告発の行方』ではレイプ被害者を体当たりで演じ、『羊たちの沈黙』では連続猟奇殺人事件の解決に挑む知的でタフなFBI訓練生を演じたジョディ・フォスターが引きこもりで極度の潔癖症、そして対人恐怖症の冒険小説家をコミカルに演じていました。
知的でタフなイメージを持っていたジョディ・フォスターの新しい一面を見ることができ、ジョディ・フォスターは演技派女優であると確信しました。
小説の中に登場する冒険家と海洋生物学者の二役を演じたジェラルド・バトラーの演技も見事で、特に冒険家に扮した姿は自分が思い描いていた通りの姿で、まさにイメージにピッタリでした。
引きこもりであるフォスター演じる小説家が勇気を出して家の外へ出るシーンがありますが、勇気を出して一歩を踏み出せば、新しい世界が待っていることを教えられました。
何かを始めようと思っても一歩を踏み出せない時、この映画を観て勇気を出せそうですよ!
小ネタ
映画『幸せの1ページ』で南の島に暮らす女の子ニム・ルソーを演じていたのはアビゲイル・ブレスリンです。
1996年4月14日、アメリカ・ニューヨーク生まれで、3歳からコマーシャルに出演していました。
2002年にM・ナイト・シャマラン監督作『サイン』でメル・ギブソンの娘役を演じて映画デビューし、2004年の映画『プリティ・ヘレン』では4歳上の兄と共演しました。
2006年の映画『リトル・ミス・サンシャイン』では個性的な一家の娘役を演じ、10歳でアカデミー助演女優賞にノミネートされました。
主な出演映画は『8月の家族たち』、『私の中のあなた』、『幸せのレシピ』、『ラブ・ダイアリーズ』、『エンダーのゲーム』などがあります。
2010年2月には『奇跡の人』でヘレン・ケラーを演じ、ブロードウェイデビューをしています。

幸せの1ページの原作である「秘密の島のニム」
ニムが暮らす〈秘密の島〉がどこにあるのか知っている人は、世界にふたりだけ。
ところがある日、思いもかけないことから、ニムは引きこもりの冒険小説家のアレックスと出会うことに…。
ニムが暮らす島がどこにあるのか知っている人は世界に二人だけ!
ジョディー・フォスター本人のみならず、彼女の息子も夢中にさせた冒険物語です。
予告動画
2021.8月現在「幸せの1ページ」を観れるのはMusic.jpだけです。