映画｢ユナイテッド93｣日本人や生存者はいた?無料で吹き替えも観る方法!

 

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映画「ユナイテッド93」

 

あらすじ（ネタバレ無し）

2001年9月11日。
ニューアーク国際空港発サンフランシスコ国際空港行きの「ユナイテッド航空93便」は朝の離陸ラッシュに巻き込まれ、予定より30分ほど遅れて飛び立とうとしていました。

ジェイソン・Ｍ・ダール機長（Ｊ・Ｊ・ジョンソン）が操縦するユナイテッド航空93便にはジェレミー・グリック（ピーター・ハーマン）や日本人留学生の久下季哉（マサト・カモ）ら様々な思いを抱いた乗客たちが搭乗していました。

しかし、テロリストにハイジャックされたアメリカン航空11便とユナイテッド航空175便がワールド・トレード・センターに激突し、アメリカン航空77便が国防総省に激突したのです。

ユナイテッド93便もテロリストにハイジャックされたことを知った乗客たちは命の危険を覚悟でテロリストに立ち向かうことを決断します。

感想（ネタバレ含む）

オープニングからエンディングまで息詰まるストーリーが展開されていく映画です。

2001年9月11日に発生したアメリカ同時多発テロ事件で、テロリストにハイジャックされたユナイテッド航空93便の機内でテロリストに果敢に立ち向かった乗客たちの姿を描いています。
リアリティあふれる演出で、事件当時を知る管制官、本物の客室乗務員を起用していることが映画ではなく、現実に起きた事件であることを強く認識させます。
俳優や女優も全員が無名の人たちという徹底ぶりです。

小ネタ

映画『ユナイテッド93』で監督と脚本を務めたのがポール・グリーングラスです。
1955年8月13日、イギリス・サリー州生まれです。
中学生の頃から8ミリで短編映画を撮り始めていました。
ケンブリッジ大学を卒業して、グラナダ・テレビジョン・スクールで学び、その後は約10年にわたってドキュメンタリー番組を担当します。
1988年にイギリスの諜報機関の内情を暴いた著書『スパイキャッチャー』を共同で発表します。
1989年の初の長編映画がベルリン国際映画祭で注目され、北アイルランドで発生した「血の日曜日」を題材にした『ブラッディ・サンデー』が同映画祭の金熊賞を獲得します。
2004年、マット・デイモン主演の映画『ボーン・スプレマシー』でハリウッドへ進出し、2007年の『ボーン・アルティメイタム』でも監督を務めました。
マット・デイモンとは2010年の映画『グリーン・ゾーン』と2016年の映画『ジェイソン・ボーン』でもタッグを組んでいます。

ハイジャック機テロの実話

アメリカ同時多発テロ（以下、911テロ）で起きたこの映画は実話です。

乗客・乗務員は最初は地上で起きている惨劇を知らずに自爆テロとは気づいていませんでした。

実話に基づいて製作されているため、俳優陣は無名な人を揃えてあるという徹底っぷりです。

ユナイテッド航空93便（以下：UA93便）もワシントンD.C.のアメリカ合衆国議会議事堂への突入がテロリストによって策動しました。

乗客たちの我が身を犠牲にした抵抗が、彼らの目的を未遂に終わらせたといわれています。

日本人の搭乗客がいた

同時多発テロで墜落したユナイテッド航空９３便に日本人で唯一搭乗し、犠牲になった久下季哉（くげ・としや）さんという当時20歳の方がいらっしゃいます。

当時早稲田大学理工学部に在籍する大学2年生だったようです。

英語の勉強に熱心で、アメリカに在籍して英語を学んだりしていたそうで、アメリカの留学を考えておりこの便を利用しています。

生きていて日本とアメリカだけではなく色々な国の架け橋になる活躍が期待される人物でした。

母国ではない言語でやりとりされるだけでも相当なストレスなのに、どんな思いで搭乗していたのかと思うと何もできない自分に腹が立ちます。

ユナイテッド93も慰霊碑に刻み込まれています。

 

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 映画「UNITED93」まとめ

今年は20年目という節目を迎え、各番組で特集が組まれています。

今一度、どのようなことがあったのか再度みておくとこの大事さを知ります。

この出来事を風化させないこと・自分なりに何かを感じて言葉に出すことがいいのかなと思います。